カメラ紹介
愛カメの紹介です。ジャンカメ コレクションのほんの一部ですが、気に入っているもの思い入れのあるものを順次紹介してまいります。
コンタックスは、ドイツ最大の光学メーカー、カールツァイスの子会社、ツァイス・イコンによって生産された35mmレンジファインダー機でした。
当時縦走りシャッターやバヨネットマウント等、先進的な構造を持っていました。この縦走りシャッターも、現在の様なブレード式ではなく、ガレージのシャッターの様な、要するに鎧戸式という、特異な形式のものでした。
レンズも、超明50mmF1.5のゾナーを標準にするなど、ライカよりも一回り高性能なカメラとして登場。
戦後、ツァイス・イコンは東側になりますが、連合軍の手によって、多くの人材、工場設備が持ち出され、西側での生産を再開します。
そんな中で発売されたのが、このⅡaです。
戦前のモデルに比べると、かなりコンパクト化され、見た目も美しくなっています。相変わらず1/1250秒の高速シャッター等、ライカを上回るスペックを搭載していました。
ライカが魅力的でいいのはわかります。また手の届くところにあることも事実です。でも今ライカを手に入れたらこっちの世界にハマっちゃうのかな。なんて思いで手を出さなかったのですが、ジャンク扱いで安く手に入るⅡaを手に入れました。思いの外出来が良く写りも良いのでライカ欲しい病が消え去りいつの間にかコンタックス党になってしまいました。やはりカールおじさんの写りは最高です。
余談ですがライカをぶらさげているとちょっと視線が気になるのですが不思議とコンタックスは気にならない。写真に集中できますね。
ジャンカメ のタイトルにも入っているカメラです。私が一番気に入っている大好きなカメラになります。
コンタレックス(Contarex )は戦後の混乱から脱した西ドイツのツァイス・イコン社がフラッグシップカメラとして開発した一眼レフです。当時ハッセルブラッドを超える非常に高価な価格と一種異様なスタイリング、大きさと重さなどから販売台数は伸びず、すべての機種を合わせても約55,000台にとどまる。
通称ブルズアイ:二つ目の目は露出計のセンサーです。セレン露出計のセンサー前に露出計専用の絞りまでついたぶっ飛んだ仕様のカメラでした。とにかくカッコいいメカメカしくっていいですね。重いうるさいなど賛否ありますが私はそんなメカらしいカメラが大好きです。
でもこいつを首から下げて歩くのは強靱な首が必要だということがわかりました。
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