1953 POPULAR COMPACT 「SAMOCA35Ⅱ 」最も安い庶民的カメラ 開封動画
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1953 POPULAR COMPACT 「SAMOCA35Ⅱ 」最も安い庶民的カメラ 開封動画
1953年キャノンを凌いで最高級カメラを独走していた日本光学の「Nikon S」。当時の価格は約80,000円。現在に換算すると軽く200万円を超える超高額カメラ。確かに今でも高性能で写りも完璧。
でも「どんなに良いカメラでもお金持ちにしか楽しめないのは悔しい」写真はみんなが楽しめる最高のエンターテイメント。テレビもネットも無いこの時代にそんな思いを抱いた1人の男がいた。
そう彼こそ「三栄産業」を立ち上げた坂田社長である。
1953年のアサヒカメラを見ているとNikon Sなどの名だたる高級カメラの広告に混ざって、SAMOKA35という可愛いカメラが目につく。その値段を見てびっくりコレって印刷ミス?0が一つ足りないよ。
でもよくよくググってみるとやっぱり7,500円だ。安〜。
念のため同年代の実売価格を調べてみた。ありましたサモカ35、やはり7,000円で最安のカメラでした。安さと性能で瞬く間に庶民の人気カメラになります。同じく人気のある同じ目測のOlympus35でさえ13,000円でしたので如何にこのカメラが激安だったかが見て取れます。
そうなるとジャンカメアンテナがビビッと来た。既にフリマサイトで見つけてしまった。価格が安いのでジャンク覚悟でポチり。
というわけで今回の開封動画となったわけです。
「写真はお金持ちだけの楽しみ」といった常識を打ちやぶった庶民派カメラ「サモカ」。
確かに高性能で最高級のカメラを目指すのもありですが、それではお金持ちのためだけのカメラになってしまい、みんなが写真を楽しめません。
このサモカはそんな当時の常識を破り当時の最高級カメラNikon Sの1/10以下の価格で販売した。三栄産業というパイオニアのお話です。
三栄産業は短い生涯でCanonに吸収されていくわけですが、もしかしたらCanonetやCanon demi / オートボーイなどに受け継がれて行ったのでは…と勝手に思いを馳せております。
カメラレビューよりお話の方が多くなってしまったようですね♪
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